第22回「YMC」開催しましたよ
2013年11月5日 YMC今回は悪天候の中18名の方にご参加いただきました。
午前中はスタンダードの大会を開催しまして、10名の方に参加していただきました。
優勝はプロクトさんの「青単信心」。
やっぱり強いぞ青単信心!
結局上位2名が青単信心という結果となりました。
最近のSCGインビテーショナルなどでは、「ナヤ(緑赤白)コントロール」や「エスパー(白黒青)コントロール」らにメインから強烈に対策をとられてしまい優勝を逃すことが多くなりました。
しかしそれでもベスト8に数人残るあたり地力の強さを感じます。
想像以上に安定性の高いデッキです。まだまだ対策は外せない!
今大会のデッキ分布
青単信心
青単信心
赤白コントロール
グリクシス(青赤黒)コントロール
エスパー(青白黒)コントロール
緑単信心
エスパーコントロール
ジャンド(黒緑赤)ミッドレンジ
緑赤ビッグマナ
青黒信心
午後はPauper大会とレガシー大会を開催しました。
Pauper大会は4名の方に参加していただきました。
優勝はヤマウチさんの「青赤ゼロックス」。
「青赤ゼロックス」とは、《窯の悪鬼》や《ニヴィックスのサイクロプス》といった「インスタント呪文かソーサリー呪文を1つ唱えるたび、ターン終了時まで+3/+0の修整を受ける」生物を採用し、軽量呪文を連打して一息に相手のライフを削りきるデッキ。
このデッキは、2回呪文を唱えたあとに《突撃のストロボ》を唱えて計3回のパンプアップ=パワー10の二段攻撃という20点パンチャーを形成することが多々あるため、相手にするときは気が抜けません!
今回の大会で目に入ったのは4名中2名が使用していた《拷問生活》というカード。
この墓地版《適者生存》といったカードがコモンに存在するという驚愕の事実。
ひとたび墓地にクリーチャーが落ちれば、手札を捨てることで簡単に再利用が可能になります。
これの何が脅威って、「発掘」クリーチャーの存在。
ドローを置換して墓地にある発掘を持つクリーチャーを手札に戻せてしまうので、手札からクリーチャーが尽きることは無く、ずっと墓地に落ちたクリーチャーを回収し続けられます。
その上、墓地から手札に戻るとライフを回復する《ゴルガリの茶鱗》というカードもあるため、長期戦は必至。
気がついたらこちらの手札は消耗しきってしまい、じりじりとすり潰されてしまうでしょう。
このカードにはPauperで構成できるロックや無限コンボなどがあり、たくさんの可能性を感じます。めちゃめちゃ安いのでぜひとも自分の手で確かめてみてください。
~Pauper大会を開催して~
やはり参加者数は伸びませんね。デッキ自体非常に安価に構築できるので参入は容易なのですが。
Pauperは「新しいデッキに金をかけたくない!」「とにかく構築が楽しい!」というプレイヤーにとてもオススメです。
“コモンカード限定”というのは制限を感じることもあるでしょうが、皆様が思っている以上にカードプールの広いフォーマットです。
身内でカジュアルに楽しむにはネタに困らない遊び方だと思います。
また、ガチなフォーマットとしてPauperを見てみても、絶対的王者が禁止となった今、まだまだ様々なデッキにチャンスがあります。
現在黒単信心がMOで非常に好成績を残していますが、上記の拷問生活デッキに負けてしまいました。おそらく黒単信心はあのデッキには不利です。
結構「アスフォデルが悪い」「デルバーが悪い」「新井が悪い」と揶揄される環境ですが、まだまだ開拓する余地はありそうです。
要約するとパウパー楽しいよ!!です。
レガシー大会は11名の方に参加していただきました。
優勝はテレキャスさんの「青単マーフォーク」。
そう、あの、《真の名の宿敵》が入ったマーフォークデッキです!
案の定強かった!!生物戦において攻勢を許さず、その上相手の守勢を許さずと大立ち回り。
対カナスレ戦ではタルモゴイフがかわいく見える始末でした。
コンボ相手にはすぐさまサイドアウトされて対策カードを入れられるってのは役割がはっきりしているというメリットでしょうね。
これからレガシーとトップメタに食い込んでいくことでしょう。その可能性を誰もが感じた大会となりました。
また、今回気になったデッキとして、人蓋さんの「ドラゴンストンピィ」というデッキがありました。
多くのマナアーティファクトから燎原の火をぶつけていく、99年世界選手権の優勝者カイ・ブッディの赤茶単を思わせる構築となっています。
その中で私が気になったのが《燃えさし飲み》の存在。
ドラゴンストンピィやMUDよろしくマナに関する強烈な妨害カードが投入されています。その上で4/5というサイズと怪物化による3枚の土地破壊が大変なシナジーを形成していました。
《燎原の火》で死なず、《三なる宝球》によるロックのアシストが出来る。この構築であればこれ以上ない相棒でしょう。
10円のカードと言われてもデッキによっては居場所があるのが最近のカードパワーを象徴していますね。
やはり土地破壊、マナ否定戦略はレガシーにおいて強力無比ですね。レガシーの環境はメタるべきところを押さえておけばどんなデッキにもチャンスはあると思っています。
レガシー楽しいよ!!
今大会のデッキ分布
マーフォーク
ドリームホール全知
ジャンドt青
カナディアンスレッショルド
白青黒ストーンブレード(ネメシス)
ドレッジ
ドラゴンストンピィ
赤白ゴブリン
カナディアンスレッショルド
トリコ忍者
リアニメイト
そんなこんなで今回も無事終了いたしました。
大会のほかにも、ハイドラデッキで遊んだりEDHで遊んだりと交流会的な側面も表せることが出来て良かったかなと思います。
ハイドラデッキは現スタンダードを想定して作られている感じがします。それ以外のフォーマットでやると単なるハイドラ討伐クエストになってしまいました・・・。
ハイドラ戦はある程度ルーリングはされていますが、「個人の裁定」ができるように少し曖昧な点と言うのも多いです。
今回結構楽しんでいただけたようで、個人的に購入を検討している方もいらっしゃいました。
皆様もカードショップであれば1000円前後で販売されているので購入して遊んでみてはいかがでしょうか。
※ハイドラデッキに入っている説明書には重大な誤植があります。詳しくはMTG Wikiの「ハイドラとの対峙」のページを参照してください。
次回YMCは12/28(土)です!
2013年のMTG納めになる方もまだまだMTGをやる方も是非お越しください!!
開催内容はまだ未定ですが、統率者戦大会を開催する予定です。
詳細は2週間前になり次第掲載しますので、よろしくお願いします。
午前中はスタンダードの大会を開催しまして、10名の方に参加していただきました。
優勝はプロクトさんの「青単信心」。
やっぱり強いぞ青単信心!
結局上位2名が青単信心という結果となりました。
最近のSCGインビテーショナルなどでは、「ナヤ(緑赤白)コントロール」や「エスパー(白黒青)コントロール」らにメインから強烈に対策をとられてしまい優勝を逃すことが多くなりました。
しかしそれでもベスト8に数人残るあたり地力の強さを感じます。
想像以上に安定性の高いデッキです。まだまだ対策は外せない!
今大会のデッキ分布
青単信心
青単信心
赤白コントロール
グリクシス(青赤黒)コントロール
エスパー(青白黒)コントロール
緑単信心
エスパーコントロール
ジャンド(黒緑赤)ミッドレンジ
緑赤ビッグマナ
青黒信心
午後はPauper大会とレガシー大会を開催しました。
Pauper大会は4名の方に参加していただきました。
優勝はヤマウチさんの「青赤ゼロックス」。
「青赤ゼロックス」とは、《窯の悪鬼》や《ニヴィックスのサイクロプス》といった「インスタント呪文かソーサリー呪文を1つ唱えるたび、ターン終了時まで+3/+0の修整を受ける」生物を採用し、軽量呪文を連打して一息に相手のライフを削りきるデッキ。
※ゼロックスとは?
かつて提唱された軽量ドロー呪文を搭載することで土地を減らせる・・・という理論のこと。
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%BC%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
このデッキは、2回呪文を唱えたあとに《突撃のストロボ》を唱えて計3回のパンプアップ=パワー10の二段攻撃という20点パンチャーを形成することが多々あるため、相手にするときは気が抜けません!
今回の大会で目に入ったのは4名中2名が使用していた《拷問生活》というカード。
Tortured Existence / 拷問生活 (黒)
エンチャント
(黒),クリーチャー・カードを1枚捨てる:あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。
この墓地版《適者生存》といったカードがコモンに存在するという驚愕の事実。
ひとたび墓地にクリーチャーが落ちれば、手札を捨てることで簡単に再利用が可能になります。
これの何が脅威って、「発掘」クリーチャーの存在。
ドローを置換して墓地にある発掘を持つクリーチャーを手札に戻せてしまうので、手札からクリーチャーが尽きることは無く、ずっと墓地に落ちたクリーチャーを回収し続けられます。
その上、墓地から手札に戻るとライフを回復する《ゴルガリの茶鱗》というカードもあるため、長期戦は必至。
気がついたらこちらの手札は消耗しきってしまい、じりじりとすり潰されてしまうでしょう。
このカードにはPauperで構成できるロックや無限コンボなどがあり、たくさんの可能性を感じます。めちゃめちゃ安いのでぜひとも自分の手で確かめてみてください。
~Pauper大会を開催して~
やはり参加者数は伸びませんね。デッキ自体非常に安価に構築できるので参入は容易なのですが。
Pauperは「新しいデッキに金をかけたくない!」「とにかく構築が楽しい!」というプレイヤーにとてもオススメです。
“コモンカード限定”というのは制限を感じることもあるでしょうが、皆様が思っている以上にカードプールの広いフォーマットです。
身内でカジュアルに楽しむにはネタに困らない遊び方だと思います。
また、ガチなフォーマットとしてPauperを見てみても、絶対的王者が禁止となった今、まだまだ様々なデッキにチャンスがあります。
現在黒単信心がMOで非常に好成績を残していますが、上記の拷問生活デッキに負けてしまいました。おそらく黒単信心はあのデッキには不利です。
結構「アスフォデルが悪い」「デルバーが悪い」
要約するとパウパー楽しいよ!!です。
レガシー大会は11名の方に参加していただきました。
優勝はテレキャスさんの「青単マーフォーク」。
そう、あの、《真の名の宿敵》が入ったマーフォークデッキです!
案の定強かった!!生物戦において攻勢を許さず、その上相手の守勢を許さずと大立ち回り。
対カナスレ戦ではタルモゴイフがかわいく見える始末でした。
コンボ相手にはすぐさまサイドアウトされて対策カードを入れられるってのは役割がはっきりしているというメリットでしょうね。
これからレガシーとトップメタに食い込んでいくことでしょう。その可能性を誰もが感じた大会となりました。
また、今回気になったデッキとして、人蓋さんの「ドラゴンストンピィ」というデッキがありました。
多くのマナアーティファクトから燎原の火をぶつけていく、99年世界選手権の優勝者カイ・ブッディの赤茶単を思わせる構築となっています。
その中で私が気になったのが《燃えさし飲み》の存在。
ドラゴンストンピィやMUDよろしくマナに関する強烈な妨害カードが投入されています。その上で4/5というサイズと怪物化による3枚の土地破壊が大変なシナジーを形成していました。
《燎原の火》で死なず、《三なる宝球》によるロックのアシストが出来る。この構築であればこれ以上ない相棒でしょう。
10円のカードと言われてもデッキによっては居場所があるのが最近のカードパワーを象徴していますね。
やはり土地破壊、マナ否定戦略はレガシーにおいて強力無比ですね。レガシーの環境はメタるべきところを押さえておけばどんなデッキにもチャンスはあると思っています。
レガシー楽しいよ!!
今大会のデッキ分布
マーフォーク
ドリームホール全知
ジャンドt青
カナディアンスレッショルド
白青黒ストーンブレード(ネメシス)
ドレッジ
ドラゴンストンピィ
赤白ゴブリン
カナディアンスレッショルド
トリコ忍者
リアニメイト
そんなこんなで今回も無事終了いたしました。
大会のほかにも、ハイドラデッキで遊んだりEDHで遊んだりと交流会的な側面も表せることが出来て良かったかなと思います。
ハイドラデッキは現スタンダードを想定して作られている感じがします。それ以外のフォーマットでやると単なるハイドラ討伐クエストになってしまいました・・・。
ハイドラ戦はある程度ルーリングはされていますが、「個人の裁定」ができるように少し曖昧な点と言うのも多いです。
今回結構楽しんでいただけたようで、個人的に購入を検討している方もいらっしゃいました。
皆様もカードショップであれば1000円前後で販売されているので購入して遊んでみてはいかがでしょうか。
※ハイドラデッキに入っている説明書には重大な誤植があります。詳しくはMTG Wikiの「ハイドラとの対峙」のページを参照してください。
次回YMCは12/28(土)です!
2013年のMTG納めになる方もまだまだMTGをやる方も是非お越しください!!
開催内容はまだ未定ですが、統率者戦大会を開催する予定です。
詳細は2週間前になり次第掲載しますので、よろしくお願いします。
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