試験的投入であることは事実だが、入れるまでの経緯はままあるわけで

理由としてまず挙げられるのは、「期待値の高い火力である」こと。

1つ前の更新で、高火力は大抵

①マナが重い(拘束のキツさ含む)
Ex. ウルザの激怒、炎の投げ槍、破壊の標etc...
②リスク、デメリットが強い
Ex. 火炎破、爆片破、音波の炸裂、火炎の裂け目etc...
③使用用途が局地的
Ex. 碑出告第二の儀式、焼尽の猛火、焼却etc...
※③に至っては、各ソーサリー呪文、プレイヤーor生物限定呪文にも当てはまる

・・・という制限があるとした。これはライフが20に設定されたこのゲームにおいて致し方のないことでもある。
この制限下で高火力を選択していく場合、譲歩する点、譲歩出来ない点を挙げてチョイスをしていく必要がある。

私自身の高火力呪文のチョイスは以下の通り。
・プレイヤーに届く火力であること
・インスタントであること
・軽量であること、または色拘束が緩いこと

UR Controlという性質上、ソーサリーであまり動きたくない。
また、土地もあまり伸びない。ゆえに軽く、また色拘束が緩い方がいい。
「デッキの回転率を妨げない形ですんなり入るカード」ということが絶対条件だった。

その条件下で該当するカードは割と多い。だが、どれも5点という壁を容易く超えることは難しい。
因みに、5点というラインを定義したのは、4点までなら出せる火力が多いから... というだけでなく、旧エルズペスや神ジェイスを意識した点にもある。
そんな中、比較的軽い制限において5点の壁を容易に超えた火力が《発展の代価/Price of Progress》だった。
わずか3枚の特殊地形を展開しているだけで6点が出る、この期待値はものすごい。
また別の機会で述べるが、自分を巻き込むリスクや生物にダメージの及ばないデメリットは他の火力呪文に比べて、自身の少ない努力と構築の工夫で軽減することができる。


2~3マナで4点より高い点数を挙げることの出来る火力はインスタントでもソーサリーでも実用的な面を考えるとこれだけだろう
(燃えがらの匂いとかもあるが実用的ではない)
ムラはあるものの、お手軽に生まれる殺傷力としては現在、これが最高の火力呪文だと判断した。

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